WAFとは「Web Application Firewall」:Webアプリケーション ファイアウォールの略であり、WebサーバやWebアプリケーションを、悪意のある攻撃から保護するための機器を意味します。WebサーバやWebアプリケーションへの攻撃としては、以下のものが挙げられます。
これらの攻撃を回避するには、入力フォームのサニタイズ(攻撃に使用される文字列を無効化すること)や、Cookieの慎重な利用といったWebアプリケーションの改修、Webサーバ設定の適正化が必要になります。これらを全てのWebアプリケーションやWebサーバで行うのは、決して簡単ではありません。この問題を解決できるのが、WAFです。Webサーバの前段にWAFを設置すれば、WAFの設定を変更するだけで、全てのWebアプリケーションの保護が可能になるからです。
F5ではこのようなWAFの機能を実装した製品として「F5 BIG-IP」を提供しています。